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2015年6月

2015年6月22日 (月)

エピペンを一体誰が打つの?

2015年6月22日(月曜日)

6月19日(金)〜20日(土)と休診にして、網走で開催された日本臨床皮膚科医会総会に行ってきました。
患者様方には大変御迷惑をおかけし申し訳ありませんでしたが、最果ての地で今回も色々と学んできました。

そんな中から、今回は広島市の岡野皮ふ科クリニック院長の岡野伸二先生によるエピペンに関する御講演から一部を紹介する事にしましょう。
エピペンとはアナフィラキシーショックを発症した際に使用する自己注射用アドレナリン製剤です。
発売当初は本人または家族のみ使用可とされていましたが、その後教職員が緊急時にエピペンを注射する事は医師法違反には当たらないと明記されるようになりました。

しかし、如何なるタイミングで打つかの判断が難しい事もあり、学校でアナフィラキシーを発症した児童に対する教職員によるエピペン注射の施行はなかなか実行されないとの現状だったのですが、岡野先生が示された平成25年度の集計によると、同年の408例のエピペン使用実績のうち、使用者は本人:122件、学校職員:106件、保護者:114件、救急救命士:66件との事でした。
どうやら、ようやく学校職員中にも児童のアナフィラキシー発症時に迅速にエピペンを打つ事が普及しつつある様で、喜ばしい事であると実感した次第でした。

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