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2016年10月

2016年10月 2日 (日)

イソチアゾリノン系防腐剤によるアレルギー性接触皮膚炎

2016年10月2日(日曜日)

昨日は診療終了後に大阪梅田に向かい、大阪キタ皮膚疾患フォーラムに出席しました。
その際に、近年イソチアゾリノン系防腐剤によるアレルギー性接触皮膚炎の報告が増加してきており、注意を要するとの情報を学んできました。

イソチアゾリノン系防腐剤はグラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌、酵母などに強い殺菌効果を示すため、顔面のパックや冷感タオルなどに多く含まれているそうです。
しかし、最近特に冷却パッドの使用により、局所の重篤な接触皮膚炎をきたした症例の報告が増加しているとの事です。
この発症機序として、内側含水ジェルのカビによる汚染を含む目的でイソチアゾリノン系防腐剤が含まれているのですが、この製品が内部から製品の表面生地に漏出する事による発症が疑われています。

ちなみにこの物質は、本年1月の本ブログで紹介したKathon CGと同一のものであるとの事でした。

皆様方も、もし冷却パッドを使用された後に局所が痒くなってきたり赤くなってきた場合には、イソチアゾリノン系防腐剤によるアレルギー性接触皮膚炎の可能性を疑って、直ちに使用を中止するように留意して下さい。



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